誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (増補・改訂版)

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誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (増補・改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 452,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788514348
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C1011

目次

第1章 毎日使う道具の精神病理学
第2章 日常場面における行為の心理学
第3章 頭の中の知識と外界にある知識
第4章 何をするかを知る―制約、発見可能性、フィードバック
第5章 ヒューマンエラー?いや、デザインが悪い
第6章 デザイン思考
第7章 ビジネス世界におけるデザイン

著者等紹介

岡本明[オカモトアキラ]
慶應義塾大学工学部電気工学科卒。リコー勤務を経て、筑波技術大学教授。現在同大学名誉教授。博士(工学)。認知工学、福祉工学に関心をもつ。ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会所属

安村通晃[ヤスムラミチアキ]
東京大学理学系研究科博士課程満期退学。日立製作所中央研究所勤務を経て、慶應義塾大学教授。現在同大学名誉教授。安村ラボ代表。理学博士。インタラクションデザインに興味をもつ。ACM、情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会所属

伊賀聡一郎[イガソウイチロウ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。リコー経済社会研究所研究員を経て、現在パロアルト研究所(PARC)リサーチサイエンティスト。博士(政策・メディア)。専門はインタラクションデザイン、CSCW、エスノグラフィのビジネス応用など。ACM、情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会所属

野島久雄[ノジマヒサオ]
東京大学教育学研究科修士課程修了。NTT基礎研究所勤務を経て、成城大学社会イノベーション学部教授。博士(情報科学)。2011年逝去。専門は認知科学、心理学、コンピュータと人の関わりに関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おおた

14
著者の主張は「人間の過ちが悪いのではない、人間が作ったものがよくないので人は誤る」。人間が操作を誤ることがなくなるように作られたものがよいデザインであり、説明のないデジタル時計のボタンとか、どっちを押せば開くのか分からないドアというものは悪いデザイン。人にとって自然とは何なのか考えておかないと、つい機能を盛り込みすぎたり、かっこよさを優先して使いやすさがおろそかになったりする。世界の複雑さに道筋をつけてゴールへ簡単にたどりつけるような成果を作り続けるために、何回でも再読したい良書。2015/12/05

kanaoka 57

11
初期作から25年たっての増補・改訂版。テクノロジーと認知科学の進展を受けて、内容にも相当の厚みがでており、充実している。 長年にわたって人間の脳はほとんど同じであることから、デザインの原理(活動中心、人間中心のアプローチ)も同じとなる。脳は良くも悪くもならない。人間を賢くしてくれるものは道具である。 2018/07/03

読書熊

8
デザインを生業にしない素人が読んでも大いに楽しめる本でした。問題が起きたときに人間のせい、個人の責任にせず、システムの問題として捉える感性を学びました。2020/06/10

roughfractus02

8
人間を情報処理機械と捉える著者は、コンピュータより処理速度が100万分の1遅く、10^74倍間違うという短所を見据える一方、未知の事態に面して概念モデルを組み立ててフィードバック、フィードフォワードしつつ低コストでゴールに辿り着く長所に注目する。本書は、これら特徴をより生かすために人間の間違いを減らすための環境作りの必要を説く。著者は本能、行動、内省に認知を区分し、前二者に関わるアフォーダンス理論によって、現状のデザイン領域の難点を分析しつつ、意識以前の行為をスムースにするデザインとその環境を構想する。2019/01/09

さちめりー

7
まず序文で #放送大学 の旧科目 教育心理学の担当講師だった三宅なほみ先生のお写真と芳雄先生のお名前を目にし快活な放送授業を思い出して嬉しくなった。そう、この本は色や形などの見た目のデザインを語るものではなく、認知科学や認知心理学の視点でデザインを原点から考えていく超ロングセラー本なのであった。著者いわく「製品を最終的に使用する人々のニーズを満たす重要性」が主題である。「ヒューマンエラーが起きるのではなくそれはデザインのエラーである」と断言する著者に心から同意である。製品制作の舞台裏苦労話もきける。2022/07/13

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