内容説明
「十二番街のバルザック」をめざした学生時代から、世界中を駆けめぐる学者になった現在まで、その旺盛な活動の根底にあったのは、退屈させずに世界を説明したいという欲望。イリッチとの出会いなどの興味深いエピソードもまじえながらたどる、バーガー・ファン必読の学問的自伝。
目次
第1章 十二番街のバルザック
第2章 ありえない地平
第3章 派閥から挫折せる帝国へ
第4章 地球をトレッキングする社会学
第5章 あまたの神と無数の中国人
第6章 過てる政治的小旅行
第7章 ムブルワからギュータースローへ
第8章 ソロイストではなく指揮者として
第9章 第一バイオリンを弾く
著者等紹介
バーガー,ピーター・L.[バーガー,ピーターL.] [Berger,Peter L.]
1929年、オーストリアのウィーンに生まれる。第二次大戦後まもなくアメリカに移住し、ワグナー大学を卒業後、ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ大学院に学んで社会学者・神学者となり、いくつもの大学で教鞭をとったのち、1999年にボストン大学を退職、現在は同大学名誉教授
森下伸也[モリシタシンヤ]
1952年鳥取県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。長崎大学助教授、金城学院大学教授、ウィーン大学客員教授などをへて、現在、関西大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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