内容説明
ことばという記号が咲き乱れる秘密の花園への旅!文字を認識し、文章を読み、小説を愉しむ能力を、脳は、どのようにして獲得したのか?文芸作品を読むことで生まれる愉しみは、感情や情感を司る情動脳とどうかかわるのか?「神経文学」研究最前線への招待。
目次
1 読みの神経機構
2 読み書き能力の脳内機構―文化差の影響
3 読書と脳
4 バイリンガルの脳内神経基盤
5 文章が創発する社会的情動の脳内表現
6 読書における文の理解とワーキングメモリ
7 オノマトペ表現を愉しむ脳
著者等紹介
苧阪直行[オサカナオユキ]
1946年生まれ。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士(京都大学)。京都大学大学院文学研究科教授、文学研究科長・文学部長、日本学術会議会員などを経て、京都大学名誉教授、日本ワーキングメモリ学会会長、日本学術会議「脳と意識」分科会委員長、日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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