内容説明
人が、ものが、情報が軽々と国境を越える時代に、一方でなぜ国籍や国境にこだわるのか。ボーダーレス化する時代のナショナリズムの変容と謎を、四人の論客が、ホットなキーワードで多面的に説き明かす。
目次
1部 歴史としてのナショナリズム(ネイション/ナショナリズム―定義不可能なるもの;民族/エトニー―ネイションの起源?;主権―権力の起源? ほか)
2部 政治思想としてのナショナリズム(民主主義―運動としての民主主義;社会主義―なぜ不可能なのか;マルクス主義(コミュニズム)―マルクスがめざしたもの ほか)
3部 グローバリズム(近代世界システム―グローバリゼーションの始まり?;グローバリゼーション―グローバル化の行く末;植民地―植民地化がもたらしたもの ほか)
著者等紹介
大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年、長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。主な著書に、『ナショナリズムの由来』(講談社、2007年、毎日出版文化賞)など多数
塩原良和[シオバラヨシカズ]
1973年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、慶應義塾大学法学部教授
橋本努[ハシモトツトム]
1967年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科、課程博士号取得。現在、北海道大学大学院経済学研究科教授
和田伸一郎[ワダシンイチロウ]
1969年、神戸市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、中部大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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