少子化時代の「良妻賢母」―変容する現代日本の女性と家族

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  • サイズ B6判/ページ数 340,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788513945
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1011

出版社内容情報

日本女性の結婚や子育てに対する考え方・行動をインタビューを通し分析、子育てしながら幸せに生きられる社会への手がかりを探る。

内容説明

なぜ日本の女性は結婚・子育てに前向きになれないのか?子育てにおける責任の重さ、協力的でない夫、世間の厳しい目、仕事を続けることの難しさ…「良妻賢母」もラクじゃない。母親へのインタビューの詳細な分析から探る、子どもをもって幸せに生きられる社会への処方箋とは。

目次

第1部(「良妻賢母」―文化的な文脈のもとでの子育てと家庭生活;研究の時間的・空間的な位置づけ)
第2部(「賢母」とは;反省―自己省察のプロセス)
第3部(子ども時代の記憶;夫たち―重要なパートナーか、周辺の他人か?)
第4部(しつけ―子育ての秘訣;子どもの学校教育への母親の関与;仕事と家庭生活のバランスをとる;女性と家庭生活―イデオロギー、経験、行為主性)

著者等紹介

ハロウェイ,スーザン・D.[ハロウェイ,スーザンD.] [Holloway,Susan D.]
1983年、スタンフォード大学から発達心理学と幼児教育の学位を取得。メリーランド大学、ハーバード大学を経て、現在、カリフォルニア大学バークレー校教育大学院教授。1980年以来、日本の家族と学校教育などに関する研究を続けている

高橋登[タカハシノボル]
大阪教育大学教授。専門:発達心理学・教育心理学

清水民子[シミズタミコ]
平安女学院大学名誉教授。専門:発達心理学・乳幼児保育論

瓜生淑子[ウリュウヨシコ]
奈良教育大学教授。専門:発達心理学・保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

32
④大学図書館。米国人研究家からみた日本の良妻賢母。2017/07/13

katoyann

18
大阪府に住む女性16名へのインタビュー調査を基に現代日本社会に求められる理想の母親像とその問題点に迫った心理学の研究書。明治期の良妻賢母規範と大正期の家庭を支える情愛に満ちた母親イメージなど、母親の歴史社会学研究を振り返りながら、国家(政府)と知識人の諸言説が子どもに対して献身的な母親像を構築し、戦後もそのイメージが引き継がれたとする。 問題は、学校が母親に求める役割が過大であるということや政府及び企業が役割を特定の鋳型に嵌め込んでいることにある。こうして自己効力感の低い母親が不安を抱え育児に臨む。続2023/02/05

masanyan

2
朝日新聞の書評から。「良妻賢母」という言葉の解釈の変容を通して、日本の女性と子育てについて論じている。 従来の母親としての役割という社会からのアプローチではなく母親が実際に取り組んでいることに注目しているため、ジェンダー論にありがちな思想の押し付けはないのが安心できる。 論文なので読むのに苦労するが、8章までは家庭の話で9章でワークライフバランスとなっていて、これから働く世代でも読める内容になっている。2015/02/20

まつゆう

1
この本にも書いてあるように母親の子育ての局面に焦点化した声を研究に還元しようとする試みは意外にも少なく、そこをフィールドワークで丹念に掘り下げていてその点は非常に面白い。しかし、これは筆者の問題だけではないのだが、文化心理学というか社会心理学ってこういう書き方が行われているのだなあ…という点では少々驚き。引用してある諸々の論文もどれほどの科学的論証の末の結論を使っているのかは分からないが、ルースベネディクトの『菊と刀』への批判と同型のそれが当てはまるのでは…?2015/04/13

かおりん

1
新刊コーナーで何気なく手に取ったのだが、色々と考えさせられる面白味のある本だった。外国人の目線というのが何より斬新で、女性と仕事とのかかわり方についても、”戦前は生産性→戦後は家事志向”“日本独特の女性の就労形態”など、あまり取りざたされていないが我々日本人女性にとって非常に重要な観点がはっきりと書かれてあった。正直、今日一日この本のことをずっと考えていた。自分の生き方にも影響を与えた一冊に加わるかもしれない。2014/12/06

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