出版社内容情報
日本女性の結婚や子育てに対する考え方・行動をインタビューを通し分析、子育てしながら幸せに生きられる社会への手がかりを探る。
内容説明
なぜ日本の女性は結婚・子育てに前向きになれないのか?子育てにおける責任の重さ、協力的でない夫、世間の厳しい目、仕事を続けることの難しさ…「良妻賢母」もラクじゃない。母親へのインタビューの詳細な分析から探る、子どもをもって幸せに生きられる社会への処方箋とは。
目次
第1部(「良妻賢母」―文化的な文脈のもとでの子育てと家庭生活;研究の時間的・空間的な位置づけ)
第2部(「賢母」とは;反省―自己省察のプロセス)
第3部(子ども時代の記憶;夫たち―重要なパートナーか、周辺の他人か?)
第4部(しつけ―子育ての秘訣;子どもの学校教育への母親の関与;仕事と家庭生活のバランスをとる;女性と家庭生活―イデオロギー、経験、行為主性)
著者等紹介
ハロウェイ,スーザン・D.[ハロウェイ,スーザンD.] [Holloway,Susan D.]
1983年、スタンフォード大学から発達心理学と幼児教育の学位を取得。メリーランド大学、ハーバード大学を経て、現在、カリフォルニア大学バークレー校教育大学院教授。1980年以来、日本の家族と学校教育などに関する研究を続けている
高橋登[タカハシノボル]
大阪教育大学教授。専門:発達心理学・教育心理学
清水民子[シミズタミコ]
平安女学院大学名誉教授。専門:発達心理学・乳幼児保育論
瓜生淑子[ウリュウヨシコ]
奈良教育大学教授。専門:発達心理学・保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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