内容説明
身体やハイキング用具の準備から、行動中の体力の消耗とケガ防止まで、最新のスポーツ科学のエビデンスにもとづいて詳しく解説。初心者から熟練者まで、安全にハイキングを楽しむための、たしかな知識とノウハウを満載!
目次
第1章 準備
第2章 歩く装置
第3章 荷物を背負う
第4章 着る
第5章 夜を過ごす
第6章 何を食べるべきか
第7章 清潔に
第8章 危険に対処する
第9章 なぜ歩くのか
著者等紹介
村上宣寛[ムラカミヨシヒロ]
1950年、愛媛県生まれ。1977年、京都大学大学院教育学研究科教育方法学専攻博士課程中途退学。同年、富山大学教育学部助手。同学部講師、助教授、教授を経て、2005年から人間発達科学部教授。専門は教育心理学、教育測定学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びいたな
1
山帰りの松本でバス待ち時に買った本。歩くとは、荷物を背負うとは、衣類を着るとは、食べるとは、という最も根本的な話題に惹かれた。著者の肩書きは教育心理学等の教授。と、言っても自分の専門の範囲内で狭く語る、のではなく自分自身のアメリカ長距離ハイクなどの経験をふまえてハイキングを広く科学的に述べている点が面白い。本の内容以外にも著者の道具に手を加えて工夫をする姿勢には刺激を受けたし、アメリカ長距離ハイクの文化にも興味を持った。レジで2,600円という値段をきいてちょっと驚いたけど、とてもいい本でした。おすすめ。2013/11/02
FUMI
0
体には欠かせない水の入手方法と浄化、もちろん地図の使い方や歩き方までハイキングや登山に大事で必要なことを知ることが出来ます。登山やハイキングを楽しむことは健康的であるだけではなく、それに関連して道具やファッションを楽しむことが出来ます。著者は靴の重さや歩くスピード研究結果などを基にどんなブーツやシューズが必要なのか、アクティビティーに対する科学的なアプローチで適切に解説してくれます。また、荷物の背負い方やフィッティング、衣服の選び方から状況に適した着方までとても丁寧に教えています。2015/07/05
さとる
0
がっつり担ぐ村上教授の本。 自分は15キロ位までしか担がないけど、歩き方、マメの防ぎ方、テントやJMT、調理情報が参考になった。 靴や荷物の重さがもたらす影響についての見解は少し疑問点あり。 自分の考えと照らし合わせながら楽しく読めました。2019/02/23