テクスト世界の解釈学―ポール・リクールを読む

個数:

テクスト世界の解釈学―ポール・リクールを読む

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 22時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 361p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788513228
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3010

内容説明

テクストを読むことは自己を読むこと。この独自のテクスト解釈理論の構築過程を綿密にたどり、リクールの解釈学的現象学の全体像を提示する。

目次

1部 主題と方法の探求―純粋記述から解釈へ(意志の現象学;象徴の解釈学 ほか)
2部 テクスト世界の解釈学(テクスト解釈理論;『生きた隠喩』―言語の創造性の探求 ほか)
3部 テクスト世界と読者の世界(時間性のアポリア論;歴史的時間と痕跡 ほか)
4部 テクスト世界の表象と再認(記憶力と想像力;歴史家の表象 ほか)

著者等紹介

久米博[クメヒロシ]
1932年生まれ。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。1967年ストラスブール大学プロテスタント神学部大学院修了。同大学宗教学博士。桐朋学園大学教授、立正大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

 

1
リクール研究の窓口にはちょうどいい。杉村靖彦の『ポール・リクール 意味の探索』はベルナール→リクールの「悪論」や「隠喩論」がクローズアップされていたのと対照的に、久米の本書はリクールの「物語論」を中心にしていて、自分の興味もそちらに近いので有難い。リクールが、例えば、構造分析的な物語論を引き受けながらもより高次のメタ的な「テクスト」それ自体の指向性を接木することで「物語」と「歴史」という曖昧な境界を指し示そうとしているのが印象的。それが最終的に、「歴史修正」の問題や「証言」の問題として広がっている。 2023/02/22

singoito2

1
リクールの邦訳の大部分を手がけた久米博による評伝。リクールの著作の副読本としてはお奨めだし、彼の真価と感動を適切に伝えている・・・が、十分に難しい。リクールの理解を深めるために何を読むべきかを教えてくれる本。2020/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5918971
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。