内容説明
日中戦争、十五年戦争に動員された兵士たちを描いた小説を手がかりに、兵隊になり、戦い、還ってくるとはどういうことか、を初めてトータルに解明。
目次
第1部 方法(本書の問いとその背景;兵士たちのこと)
第2部 戦場へ征く(戦場の小説へ;戦場と兵隊の小説;兵営を描く―火野葦平『陸軍』と『青春の岐路』)
第3部 戦場から還る(帰還兵の時代―戦場から銃後へ;敗戦と復員)
結論
著者等紹介
神子島健[カゴシマタケシ]
1978年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了(学術博士)、現在、同専攻助教。近代日本の戦争認識に関する研究を、主に小説テクストを通して研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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