内容説明
生活を幸福に組み立てるには?小さな村の二重戦略。メラネシア・ソロモン諸島アノケロ村の百年。辺境の村から人間と自然との関係を映し出す、しなやかな民族誌の誕生。
目次
第1章 マライタ島で考えたいこと―生活の組み立て方への注目
第2章 新しい資源群の登場―アノケロ村の百年
第3章 サブシステンスと半栽培―人間と自然との多様な関係
第4章 重層的コモンズ―土地・自然資源をめぐる社会的なしくみ
第5章 出稼ぎと移住の社会史―生活戦略としての移住
第6章 民族紛争と住民の生活戦略―避難民たちを中心に
第7章 生活を組み立てる
著者等紹介
宮内泰介[ミヤウチタイスケ]
1961年愛媛県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、博士(社会学)。北海道大学大学院文学研究科教授。専攻は環境社会学、開発社会学、メラネシア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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