目次
序章 民主主義の危機とシティズンシップ教育
第1章 今、なぜシティズンシップ教育か
第2章 シティズンシップと環境教育
第3章 人権教育を核とするシティズンシップ教育
第4章 民主主義を支えるしくみとしての“メディア”とその理解
第5章 消費者教育をとおして育てるシティズンシップ
第6章 シティズンシップと学校教育
終章 日本で「シティズンシップ教育」を立ち上げるということ
著者等紹介
中山あおい[ナカヤマアオイ]
大阪教育大学国際センター准教授。比較教育学
石川聡子[イシカワサトコ]
大阪教育大学理科教育講座准教授。環境教育、科学教育
森実[モリミノル]
大阪教育大学教職教育研究開発センター教授。人権教育学、社会教育学
森田英嗣[モリタエイジ]
大阪教育大学実践学校教育講座教授。教育工学
鈴木真由子[スズキマユコ]
大阪教育大学家政教育講座准教授。家庭科教育、生活経営
園田雅春[ソノダマサハル]
大阪教育大学実践学校教育講座教授。教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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有智 麻耶
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大学での授業に向けた教科書。シティズンシップという概念自体の説明から入り、それぞれの教科・領域に絡めた指導方法や実践例などが紹介されており、内容は豊富。市民的(公民的)資質というと、権利や義務などの理解という方向に行きがちであるし、そもそも学校での実践でできるのはそのくらいだという意見もある。しかし、主体的に社会に「参加」していくという「アクティブ・シティズンシップ」の育成も求められている。乗り越えるべき課題は多いが、まずはこうした理念の共有からだと思う。序章、第1章、終章は要再読。2016/04/12
枕流だった人
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柏市2013/10/13