内容説明
全米教育アカデミーによる教師教育改革のための報告書、『変動する世界に応じた教員養成』のオフィシャル要約版。教師は専門職として、職に就く前に何を学ばねばならないか。効果的な教員養成のための政策とは何か。
目次
序章 本書の目的
第1章 教師は何を知らねばならないか
第2章 教師は必要な知識をどのようにして学べるのか
第3章 教員養成への示唆
第4章 政策への提言
訳者解説 教育の平等と質向上を目ざす21世紀教育学へのリーダーシップ
著者等紹介
ダーリング‐ハモンド,リンダ[ダーリングハモンド,リンダ][Darling‐Hammond,Linda]
スタンフォード大学教育学部チャールズ・E・デュコマム講座教授。1998年以来、スタンフォード大学教師教育プログラムの参加者のスポンサー役を務めている。また、スタンフォード大学教育リーダーシップ研究所および学校リデザインネットワークのディレクターでもある。学習指導・全米未来委員会の創設常任理事を務め、同委員会による1996年の報告書『最大の懸案は何か:アメリカの未来のための学習指導』は、教師教育と授業の質を改善するための合衆国全体の主要な政策変化の推進役となり、ブルーリボン賞を受賞した
バラッツ‐スノーデン,ジョアン[バラッツスノーデン,ジョアン][Baratz‐Snowden,Joan]
アメリカ教員連盟(AFT)の教育問題ディレクター。同部門の出版業務、連盟会員へのテクニカルな援助や他のサービス、教職専門職基準やその評価、読み、教師の質、学業達成をもたらすための学校のリデザインなど、専門に関わるアメリカ教員連盟の政策を一般に普及させることに携わっている。アメリカ教員連盟で働く前は、全米教職専門職基準委員会(NBPTS)の「教育政策と改革」「評価と研究」の副委員長。指導と学習にとってより効果的な学校環境の創造や、より高い資質を持った教師を教育に供給することの拡大、教師教育の改善と専門性開発の継続、そしてNBPTSの評価を開発するのに必要な初期の研究開発活動の指導等にあたってきた
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科教授。同学校教育高度化センターセンター長。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。東京大学教育学部助手、立教大学文学部助教授をへて現職。専門は教育心理学、授業研究、保育学
藤田慶子[フジタケイコ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程。専門は学校教育学、教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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