資本主義黒書〈上〉市場経済との訣別

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資本主義黒書〈上〉市場経済との訣別

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  • サイズ A5判/ページ数 628p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788510524
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C1033

内容説明

中世の人々は、いまでは想像もできないような豊かな生活をしていたという!社会主義・共産主義が崩壊し、資本主義が世界を覆い尽くそうとしている今、その歴史を総点検し、「資本主義はわれわれをどこへ連れて行こうとしているのか」を根底から問いなおす、「資本主義のアルケオロジー」の試み。

目次

第1章 近代化と大衆貧困
第2章 全体競争の黒いユートピア
第3章 第一次産業革命の歴史
第4章 国民帝国体制
第5章 世界の生物学化
第6章 第二次産業革命の歴史

著者紹介

クルツ,ローベルト[クルツ,ローベルト][Kurz,Robert]
1934年、ドイツのニュルンベルク生まれ。大学では哲学・歴史・教育学を専攻。ラディカルな社会批判をこととする雑誌『クリージス』(2004年まで)、次いで現在は『エクシット』の共同発行人

渡辺一男[ワタナベカズオ]
1946年、神奈川県小田原市生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退(ドイツ文学専攻)。1999年に山形大学を退職した後は、翻訳に従事。オーストリア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

【下巻目次】
第七章 全体主義的な世界市場=民主主義=体制
第八章 第三次産業革命の歴史
エピローグ

 共産主義がこけて、いまや資本主義が世界を覆いつくす勢いですが、資本主義はわれわれをどこへ連れて行こうとしているのでしょうか。ウォーラーステインなどによると、十四・十五世紀の中世の人々は、ゆったりとした時間のなかで、いまでは想像できないような豊かな(食)生活をしていたといいます。市場経済はほんとうにわれわれを幸せにしてくれるシステムなのかを真剣に問いなおす必要があるのではないでしょうか。このような問題意識からクルツは、マニュファクチュアや商品経済が導入されてからの資本主義の歴史を根底的にたどり直します。下巻は六月刊行の予定です。
 
 誤解を避けるためにいっておけば、私は資本主義的近代化の歴史が人間の能力をこれまでのあらゆる尺度を越えて向上させたことを否定するつもりはまったくない。技術的な能力のみならず、多くの点で抽象能力や反省能力もまた向上したことは疑うべくもない。しかしここで問題にするのは少し別のこと、つまり、大多数の人間の生活水準、余暇、健康などの問題である。資本主義は、資本主義によってもたらされた能力を、いやおうなく資本主義の法則下に置かれた万人の生活改善のために用いることはけっしてできなかった。このダメージは今日にいたるまで小さくなるまでもなく、逆に全世界住民の観点からすればますます大きくなっている。それゆえ、このダメージは単なる偶然の外的連関ではなく、市場経済がその能力を万人の福祉のために活用できないのは市場経済そのものの本性だと言わねばならない。(「第一章 近代化と大衆貧困」より)

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 【関連書籍】
 『 資本主義黒書 下巻 』 R・クルツ著 (定価4620円 2007.7月)
 『 知識の社会史 』 P・バーク著 (定価3310円 2003)
 『 現実の社会的構成 』 バーガー著 (定価3045円 2003)

 【新 刊】
 『 人間改造論 』 町田宗鳳、島薗進ほか (定価1890円 9月刊行予定)