出版社内容情報
西洋と日本の宗教心理学の歴史を概観して、回心研究の現代的な展開を検討。その上で、宗教が「集団によって共有される」点を強調しつつ、著者自身の新宗教の現場へのフィールドワークをとおして、宗教と癒し、宗教的社会化、民俗宗教等を考察。
内容説明
ひとはなぜ宗教に惹かれ、どのような過程をへて入信し、宗教的なアイデンティティを発達させていくのか。新宗教のフィールドワークと東西の研究の吟味を通して新たな宗教社会心理学の枠組みを提示する。
目次
心理学と宗教
宗教心理学の歴史(西洋編;日本編)
回心の心理学
宗教と癒し
信仰の現場
宗教的社会化とアイデンティティ
民俗宗教と宗教性
著者等紹介
杉山幸子[スギヤマサチコ]
1963年生まれ。茨城県出身。東北大学文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。東北大学助手を経て、現在、岩手大学非常勤講師。文学博士。盛岡市在住。専門は社会心理学、宗教社会心理学
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