シリーズ環境社会学<br> 差別と環境問題の社会学

個数:

シリーズ環境社会学
差別と環境問題の社会学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 06時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788508378
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C1036

内容説明

「なんかおかしなもん、危ないもんばっかし来る」。なぜ過疎地に産業廃棄物処分場や原子力施設が集中するのか?情報公開は行われているのか?地元住民の目線で環境問題を見直すとき、そこに差別の構図が存在することは明白だ。屠場(食肉センター)・清掃業など、いわゆる「部落産業」に向けられる差別のまなざし、被差別部落を回避するマスメディアの震災報道、障害者の生命を危険にさらす都市交通、日本企業による途上国への公害移転、先住民族の土地と文化の破壊、女性の性と生殖への侵略など、事例はつきない。差別と環境問題が複合し、交錯する現場を見据え、構造の解明と解決の糸口をさぐる。

目次

序章 差別と環境の複合的問題
第1章 差別と環境問題のはざまで―被差別部落の生活環境史
第2章 屠場を見る眼―構造的差別と環境の言説のあいだ
第3章 回避された言説―阪神・淡路大震災をめぐる新聞報道の「空洞」
第4章 障害者からみた都市の環境
第5章 フェミニズムからみた環境問題―リプロダクティブ・ヘルスの視点から
第6章 途上国への公害移転―企業担当者の意識からみえてくるもの
第7章 地元住民からみた「森林破壊」―インドネシアの産業造林
第8章 異文化と環境人種主義―アボリジニーの自然観と文化意識から考える
結語―環境問題と反差別の接点

著者等紹介

桜井厚[サクライアツシ]
1947年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻修了。現在千葉大学文学部教授

好井裕明[ヨシイヒロアキ]
1956年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。京都大学博士(文学)。広島国際学院大学現代社会学部教授を経て、2003年4月より筑波大学社会科学系教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。