出版社内容情報
現実へのまなざしが限定されると、拘束された生き方を強いられる。逆にそれが拡散してしまっても、困難な人生を送ることになる。―記憶と空想・夢そして宗教や仕事をめぐって「活きる意味」を探すための心理臨床を、その基底から考え直す。
内容説明
意味が失われるとき現実感も失われる。記憶・空想・夢・宗教…そして仕事。心理療法で変わる現実の見方、人生の意味。
目次
不確かな意味(意味が現実をつくる;現実の遠近法;臨床におけることばの意味)
確かさを得るために(宗教の心理学的意味;こころの治療とはなにか)
治療という現実(二つのこころが出会うとき―転移と逆転移;共感のない解釈と、解釈のない共感)
感想・レビュー
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- 和書
- 材料力学明解