彼女がイジワルなのはなぜ？―女どうしのトラブルを心理学で分析！

菅 佐和子【編著】/河原 省吾/小坂 和子/高石 浩一/服部 孝子【共著】

とびら社（2002/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 261p／高さ 19cm
• 商品コード 9784788507906
• NDC分類 143.5
• Cコード C0011

出版社内容情報

なぜ彼女はあんなにイジワルなのか？　男女４人の臨床心理士が、女と女のトラブルを徹底的に分析、そこに潜む嫉妬、競争心の本質に迫る。（とびら社発行）

内容説明

どうして彼女を怒らせてしまったのだろう…。職場の同僚ＯＬ、主婦仲間、嫁姑、母娘、姉妹。身近にひそむ女と女のトラブルを男女４人の臨床心理士がカウンセラーの立場を超えて徹底分析。そこにある嫉妬、やっかみ、競争心の本質に迫ります。

目次

去年は仲良しだったのに―女子高生の母優子
不幸なときには親切なのに…―幸子の妹恵子
たしかに時代は変わったけれど―姑忍
それならなぜ愚痴を言うの？―独身女性路子
実の母にも競争心が―母の娘頼子
女王蜂は自分だけでいいの？―ＯＬ望美
指摘するだけなら放っておいて―ワーキングマザー冬子
誉められるのは災難？―女子大生未知留
他人の花は許せない？―アクセサリー作家実樹子
セクハラも贔屓のうち？―峰子の姉京子
姉妹はライバルのはじまり―勝美の姉悠子
失敗からなぜ学ばないの？―古参ＯＬ智意子
みんなの代表として頑張ったのに―専業主婦伸枝
自分のなかにも認めたくない面が―理系研究者有理

著者等紹介

菅佐和子［スガサワコ］
１９４９年生まれ。京都大学医療技術短期大学部教授

河原省吾［カワハラショウゴ］
１９５８年生まれ。京都産業大学、一般教育研究センター助教授

小坂和子［コサカカズコ］
１９６０年生まれ。東洋英和女学院大学、人間科学部助教授

高石浩一［タカイシコウイチ］
１９５９年生まれ。京都文教大学、人間学部教授

服部孝子［ハットリタカコ］
１９４９年生まれ。人間環境大学、臨床心理相談室、非常勤カウンセラー
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感想・レビュー

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[sayusayusayu]

日常的に起こる女同士のトラブルを心理カウンセラーが解決。とあるけれど、いくつか相談があるなかで「セクハラ受けて組合に訴えたら女から嫌がらせを受けた。」？？根本的にセクハラ男がおかしいと思ってしまいましたが、その回答に相談者の家族背景に問題があると指摘を受けて、相談者が怒ってたのが面白かった。まるで先祖に問題があるからこの災いが起きたんだと言う占いみたいだ。

2013/07/29

[独楽丸]

女同士に限らず、皆、無意識に嫉妬心や競争心といった深層心理が働くのが、古からの常だという。多くの不可解な行動は、その深層心理により解釈できるのかも。嫉妬心や競争心を煽らない様、心がければ災難も防げる？

2011/05/12