出版社内容情報
「知能検査は今後ともなくなることはないだろうと思われるというのに、この本は、別の前提にもとづいている。つまり、知能はきわめて重要であるから、知能検査をする人々に任せてはおけないのだ。・・・・・・人間は一連の能力や潜在能力をもっている、多重知能をもつ、という証拠を示そう。これらの知能は、個々に、また互いに強調して、さまざまに生産的に用いることができる。各自が自らの多重知能を理解できるようになるだけでなく、さまざまな社会が創造した様々の役割において、最大限柔軟に、生産的にそれを使いこなすことができる。多重知能は、学校でも、家庭でも、職場でも、街でも、すなわち社会のさまざまな場面にわたって、活用できる。(「1章 知能と個性」より)
内容説明
アインシュタインの相対性理論、イチロー選手の運動機能、教育からビジネス人材育成まで、さまざまな知能を個性的に生かす多重知能=MI理論の初の邦訳。
目次
知能と個性
多重知能理論が現れる前
多重知能の理論―私的な観点から
追加できる知能はあるか?
道徳的知能はあるか?
多重知能についての誤解と真実
多重知能をめぐるQ&A
創造者とリーダーの知能
学校における多重知能
理解を高めるMI学習法
学校の外における多重知能
知能をもつのはどういう人か?
著者等紹介
ガードナー,ハワード[ガードナー,ハワード][Gardner,Howard]
1943年、ペンシルベニア州生まれ。ハーバード大学大学院修了、Ph.D.現在、ハーバード大学教育学大学院教授(認知・教育学)、プロジェクト・ゼロ運営委員長。専門は認知心理学、神経心理学
松村暢隆[マツムラノブタカ]
1954年、奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、関西大学文学部教授。専門は発達・教育心理学
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感想・レビュー
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