出版社内容情報
ユングとテクノロジー? まるで水と油のように聞こえますが、じつはユングは、嘘発見器の開発に寄与した最初のひとりでした。本号では、はるか昔の人類の道具使用から現在のコンピューター技術まで、テクノロジーと人間の心との接点を、多様な角度からとりあげます。ユングのテクノロジーへの関心から説き起こして感情のパターンを読みとるソフト“キャシィ”の実際と可能性を示したR・ボスナック氏の講演「ユングとテクノロジー」(昨年の京都大学客員教授)、占星術の視点からテクノロジーと元型・魂の関わりを探る鏡リュウジ氏「プロメテウスの哀しみ」ほか、山下雅也氏(精神科医)「テクノロジーと魂」、電話相談によるケーススタディなど、今号も興味深い構成です。
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【プシケー終刊のお知らせ】
『 プシケー 25号 ユング心理学と日本人 』 日本ユングクラブ編 (定価1785円 2006)
※本号をもって終刊とさせていただきます。