国際結婚の誕生―「文明国日本」への道

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788507609
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C1030

内容説明

「国際結婚」は日本産である!?ではいつごろ、どのようにして「国際結婚」が成立したのか。江戸初期の前史から開国・明治にかけての人々の“異国人”間関係の実践を膨大な史料のなかにたどって、国民国家形成の流れに位置づけ、現代の制度・意識にも揺曳する「家」の箱(対内的日本人)と「船」の箱(対外的日本人)の存在を浮かび上がらせた意欲作。

目次

序論
第1章 鎖国、開国、「国際結婚」
第2章 「私生子」の誕生、「国際結婚」の成立
第3章 分限主義時代の「国際結婚」
第4章 外国人に嫁いだ日本人女性と「私生子」の「分限」
第5章 外国人の婿入り―「日本人タルノ分限」を得るということ
第6章 「日本人タルノ分限」と日本人男性
第7章 帰化論争と分限主義時代の終焉
結論

著者等紹介

嘉本伊都子[カモトイツコ]
1997年総合研究大学院大学・文化科学研究科国際日本研究専攻修了・博士(学術)取得。1997-98年国際日本文化研究センター・中核的研究機関研究員。1998-2001年日本学術振興会海外派遣研究員・ロンドン大学(SOAS)を経て、現在、京都女子大学現代社会学部専任講師
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出版社内容情報

「国際結婚」という日本独特の表現に潜む明治国家形成期社会の力学。開国前後の膨大な資料を渉猟して「異国人」間関係にあった人々の足跡を追いつつ、日本固有の戸籍と国籍の関係に「対内的」日本人と「対外的」日本人の使い分けを見事に析出。