出版社内容情報
フロイトと並び聳える巨星の代表作。生涯の思索を集大成して「心とは? 身体とは? 苦しみとは?」という人類普遍の課題から根底へ迫り、医療や生命の問題に重大示唆を与える。
・「医者の卵に向かって語りかけた本だが、医者だけにゆだねるのはモッタイない。」(朝日新聞2000年4月23日付、池内紀氏評)
・「精神療法」2000年12月 山中康裕氏評
・「毎日ライフ」2000.9月
・「こころの科学」2001.1月 神田橋條治氏評
・「日本心臓病学会Journal of Cardiolegg」2001.2月 坂本二哉氏評
内容説明
フロイトと並び輝く“病みの知”の巨星が永年にわたる思索を結晶させて成った本書は、“病気はどこから来るのか?”という人類普遍の課題への飽くなき探究の集大成であると同時に、来るべき「患者の時代」のいのちの医療に根幹指針を提供する。文字どおり20世紀人間学の金字塔とも呼ぶべき超歴史的名著。
目次
前篇 臨床供覧(偏頭痛と糖尿病;扁桃炎後の腎炎;ヒステリー性の腸閉塞;ヒステリー性の嘔吐 ほか)
後篇 医学的人間学入門(どこ、いつ、なに、なぜ;パトス的なもの;ゲシュタルトクライスとエス形成;死の連帯性と生の相互性)
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