出版社内容情報
従来断片的にのみ論じられてきた情緒の発達を,とくに情緒による自我,身体,環境の調整の発達という視点から包括的に説く。子供の自己調節性の発達を子供が日常生きて育つ生態的環境との相互作用のうちにとらえた“やわらかい心理学”の誕生。
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【関連書籍】
『 絵本は赤ちゃんから 母子の読み合いがひらく世界 』 佐々木宏子著 (定価1890円 2006)
『 エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学 』 岡本依子ほか著 (定価1995円 2004)
『 保育のためのの発達心理学 』 藤崎真知代ほか著 (定価1995円 1993)
【新 刊】
『 愛着からソーシャル・ネットワークへ 』 M・ルイス、高橋惠子編著 (定価3990円 5月刊行予定)
内容説明
生きることは、上手に情緒をコントロールすること―日々の感情生活のなかに発達をとらえる「やわらかい心理学」のすすめ。
目次
1章 世界とのじょうずな適合―情緒調整をとらえる
2章 個人と生態とのあいだでの調整の理論
3章 乳児とのやりとりと情緒的リズム
4章 表明された乳児の意図
5章 幼児たちのコーピング行動と、社会との適合
6章 体験をとらえなおす精神的作業
7章 生態‐文化的文脈のなかでの情緒調整



