出版社内容情報
特定の脳障害から手話にも失語が生じる。音声言語と同じく障害の部位や性質によって語彙性失語が生じたり統語性失語が生じる。この事実は脳について何を語っているのか? 綿密な研究プランと手続きで数々の興味深い新発見をもたらした画期的研究。
・「季刊 いくおーるNO.23」97年 紹介
内容説明
本書には、脳損傷手話者という特異な事例を研究したことによってはじめて明らかにされた貴重な知見が数多く記載されている。
目次
第1章 序論:視覚モダリティーを使った言語
第2章 言語の神経的基盤
第3章 脳卒中になった手話者:左半球損傷例
第4章 左半球損傷手話使用者の言語
第5章 脳卒中になった手話者:右半球損傷
第6章 失行症と手話失語
第7章 非言語的視空間能力
第8章 空間的統語、空間的位置づけ、そして感覚モダリティー
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- 和書
- 歴史考古学の方法と課題