出版社内容情報
「いばら姫」をユング派の視点で読み,そこに登場するカエル,糸車,魔女,バラなどのシンボルの自在な分析を通して,女性という「劣ったもの,排除されたもの」がいかに発展し復権して新しい愛とエロスのあり方を紡ぎ出してゆくかを生き生きと語る。
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【関連書籍】
『 龍の中の燃える火 』 ローハイム著/ダンデス編 (定価3570円 2005)
『 おとぎ話の社会史 』 J・ザイプス著 (定価3360円 2001)
内容説明
新しい感受性、新しいセクシャリティ。一人の少女が大人の女性になるために必要なものは。「いばら姫」をセクシャリティの新しい次元を拓く“大人のための愛の童話”として読む。
目次
いばら姫
いばら姫の「縁者たち」
古いカップル
浴室のカエル
魔法使いの女たち
数字
暗い女
アンナ
糸車
夢の世界〔ほか〕
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- 和書
- はっぱさんどろんこ