「叢書」物語の冒険<br> 人身御供論―供犠と通過儀礼の物語

「叢書」物語の冒険
人身御供論―供犠と通過儀礼の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788504813
  • NDC分類 385
  • Cコード C1039

内容説明

人は大人になるために〈子供〉を殺さねばならない。「猿聟入」という昔話への違和をきっかけに、供犠と通過儀礼の物語の複雑なからみ合いを解きほぐし、「赤ずきんちゃん」『遠野物語』から『鉄腕アトム』『タッチ』などの現代のコミックまでに共通する物語の構造を鮮やかに摘出する。

目次

序章 通過儀礼という主題
1 異類殺害と通過儀礼―「猿聟入」を読む
2 最初の求婚者の死―「ホットロード」「タッチ」「めぞん一刻」を読む
3 誰がトーマを殺したか―「トーマの心臓」を読む
4 供犠と〈子殺し〉―「瓜子姫」を読む
5 消費社会の〈赤ずきんちゃん〉―グリム版「赤ずきんちゃん」を読む
6 神隠し考―「ピクニックatハンギングロック」と「遠野物語」を読む
7 「鉄腕アトム」の首―「アトム大使」と「わたしは真悟」を読む
8 供犠志願後の動機―「フィツカラルド」を読む
9 自己犠牲という禁忌―「身がわり山羊の反撃」を読む
10 〈外部〉はどこにあるのか
11 通過儀礼の可不能性をめぐって
終章 ビルドゥングス・ロマンと「移行対象」殺害

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

0
観点が広がった。2013/10/20

吉田

0
やはり分かりやすく読みやすい。民俗学というより現代文化を論じる方に重きを置いているか。章ごとの各論かと思いきや、最初から順につながっている。イケニエになることは通過儀礼であり成長への契機。しかしイケニエとして旅立つための外部が存在しないのが現代社会なのだ、と。「リアルのゆくえ」ですげえケンカしてたけど、やっぱり東浩紀と似てる人なんじゃないのかな、ってのが16年前の本書に感じるぞー。2010/02/22

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