ノマド叢書<br> 子供の民俗学―子供はどこから来たのか

ノマド叢書
子供の民俗学―子供はどこから来たのか

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784788503908
  • NDC分類 384.5
  • Cコード C1039

内容説明

子供はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか。民俗社会での子供をめぐるさまざまの儀礼、習俗、子供の遊び、わらべ歌などから現代の学校のフォークロアまで、子供へのまなざしの変遷をたどり、闇のなくなった時代に生きる子供たちにもう一度原初の輝きを取りもどさせる試み。

目次

序章 子供の境界性―聖性と賤性
1 子供の民俗学(子供の発見;異物としての子供;児童遊戯の世界;学校のフォークロア)
2 「遊び」のなかの子供(子供と自然―環境教育の原型;遊びのフォークロア―世界創造としての遊び;現代っ子と遊び)
3 異界への回路(子供と老人―家と村の再生システム;骨こぶり習俗;昔話の仕掛け)
終章 子供のゆくえ

感想・レビュー

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わ!

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良い!日本人には、死んだ魂があの世へ送られ、それがまたしばらく経って、この世に戻って新しい生命になる…という考えがあったから、つまり魂というものは、人間界とあの世の間をループしているものなのだ。だから、あの世~人間界に着いたばかりの「子供」と言う存在は、まだ半分「あの世」の名残を残した存在なのである。逆に「60歳以上」の老人は、あの世へ旅立つための準備段階にある存在となる。だから「人間界」の「端」であり、あの世とこの世の「境」としての存在なのである。2014/07/30

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