目次
オールダリー山の魔法使い(チェシャー州)
妖精の国はどこにある(ランカシャー州)
悪魔の橋(ウエストモーランド州)
リックバロー博士の魔法の本(ウエストモーランド州)
バローデール村のかっこう(カンバーランド州)
魔法にかかった王女様(ノーサンバランド州)
ミドリッジの妖精たち(ダラム州)
ふしぎな旅人(ヨークシャー州)
魚とゆびわ(ヨークシャー州)
仕立て屋と妖精(ヨークシャー州)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rummy
3
イギリスの〜州の話として、北部から順番に紹介されている。実在の土地や山川の名称も出てきて、昔話というより、民話、伝承の趣が強い。内容は、妖精、小人、魔法使い…のオンパレードで、怖かったり、不気味だったり。なのに、意外と小二の娘の気に入って、かなりのハイスピードで読まされた。表紙の話など、特に面白がっていました。2013/06/12
さっちゃん
2
イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドからなり、それぞれに文化的な特色があるようです。確定できないのは、私がイギリスを訪れたことがないからです。ただ、そのような人も少なからずいると思います。この本を編んだアイリーン・コルウェルは図書館員をしていた女性です。児童図書館司書として働き、日本にも来たことがあります。この本は、コルウェルがイギリスの各地の伝承、昔話を集めたものです。実はもう一冊同出版社から出版されていることは内緒です。挿絵が絵本を思わせる独特の感じがありますね。2021/12/24