内容説明
保育園を舞台にしながら、パリに働く親の悩み、恋の話、虐待、移民や待機児の問題など、社会背景を真正面に取り上げる。社会の矛盾の被害者は子どもたち。保育士は子どもを守れるのか?
著者等紹介
ギュッマン,クロード[ギュッマン,クロード] [Gutman,Claude]
1946年、イギリス委任統治領パレスチナ(後のイスラエル)生まれ。両親の離婚により、母を残して父とともにフランスへ移住。国語教師のかたわら作品を書き始めるが、その後作家活動に専念、多くの作品(小説、シナリオ等)を発表する。『パパ、ぼくの犬をかえして』(末松氷海子訳、原題“Touf de poil”)は、1986年度のIBBYオナーリストにフランスから選ばれた受賞作品
大野豊子[オオノトヨコ]
東京生まれ。明治大学大学院修士課程仏文学研究課程修了。東京都公立保育園、東京都大田高等保育学院専任講師勤務後定年退職。現在は、日仏女性研究学会、日仏教育学会、特定非営利活動法人東京都公立保育園研究会、オメップ日本支部会員
赤星まゆみ[アカホシマユミ]
西九州大学子ども学部子ども学科教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。尚絅(しょうけい)大学、九州看護福祉大学等を経て、現職。専門は、比較教育制度学。フランスを中心とした学校教育と幼児教育・保育の制度、学力などにかかわる教育政策が主な研究対象領域(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 校註謡曲叢書 〈第1巻〉