内容説明
本書では、医療的ケアにおける、「教育関係機関の機能」もしくは、「学校の教師の機能」について考える。
目次
1 結論(「教師である“私”」と「一般市民である“私”」との間でバランスをとる;そのバランスが崩れるときに何が起こるか? ほか)
2 医療的ケアをめぐる現状(実践家が直面している現実;特別なニーズを持つ子どもに対する教育の歴史的必然 ほか)
3 学校・教師が持ち得る選択肢(肢体不自由養護学校の在り方という視点から;“私”という視点から ほか)
4 今後、想定可能な方向性(養護学校がその基本的な構造を維持するという視点から;養護学校が発展的に消滅するという視点から)
著者等紹介
古屋義博[フルヤヨシヒロ]
1965年東京都八王子市生まれ。横浜国立大学教育学部小学校教員養成課程(心理学専攻)1988年3月卒業。横浜国立大学大学院教育学研究科障害児教育学専修1990年3月修了(修士課程)。1990年4月~1995年3月山梨県立甲府養護学校教諭。1995年4月~1997年3月山梨県立あけぼの養護学校教諭。(1996年4月~1997年3月山梨県総合教育センター研修員)1997年4月~2000年3月就実短期大学幼児教育学科専任講師。2000年4月~現在山梨大学教育人間科学部障害児教育講座専任講師
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