内容説明
「保育園」という人為的、意識的空間に存在するモノ、それがたとえ保育園で飼われている犬の食器一つであっても、それをいつも目にする子どもが生活空間の中で犬をどのように位置づけるかにもかかわることから、そこにも保育が表現されていてしかるべきで、このようなこだわりの中で保育文化が形成されていくのかもしれない。いうならば、本書は保育園のモノに対する「こだわり」の紹介だともいえる。
目次
逆さシズク
カゲン
会話
されど
からみ
禁止令
そのまんま
アッチコッチソッチ
イスの周辺
ロッカー〔ほか〕