内容説明
青春まっ只中の若者の愛、苦しみや哀しみ、暴走や反抗など、動揺しやすい姿をあたたかく見つめて、時には弁護し、時には人間の根源から哲学して、あるべき青春像を、飛躍の期待をこめて描く青春へのメッセージである。
目次
人間は本性的に素直で善きもの
青年は精神的動乱期の中であらゆる可能性を秘める
自己は青春期を経て人間になる
愛はエロスとアガペーの両面を持っている
罪は人間が生まれながらに宿している
個性は個別性と普遍性が溶け合ってこそ花開く
自由は自己との闘いと憧れとの両面を持つ〔ほか〕