目次
第1講 まずは疑ってみること―古典文学を読むために
第2講 昔の暦の話―『古今集』はくだらぬ集
第3講 月と干支の話―平安時代のカレンダー
第4講 地名の話―平安文学のふるさと
第5講 本文の話―本当にそう読めるのか
補講 古典だけに留まらないこと―本文をしっかりと読む
著者等紹介
保科恵[ホシナメグミ]
1966年7月24日横浜市に生れる。1990年3月二松学舎大学文学部国文学科卒業。1996年3月二松学舎大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専攻・学位:表現論・博士(文学)。現職、二松学舎大学・日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほうすう
8
基本的なことだけ書かれているかと思ったけど月の状態から時期や時間がだいぶ読み取れるという指摘はありがたく、なるほどなあと。今後の読書の参考にしたい。2024/04/23
ずず
0
小松英雄のお弟子さん…?2022/08/13
むむむ
0
本文があるからといって、それを盲目的に受け止めると全く異なる読みに陥るリスクを思い知らされた。写本を読むのは骨が折れるが、なるべくそこにも目を向けねばなるまい。また、月の出入りや満ち欠けが当然の知識(感覚)であった時代に描かれたものを読む際には、そういったことまで意識しようと思う。2020/12/05
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