新典社選書
歌舞伎を知れば日本がわかる

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787968401
  • NDC分類 774.38
  • Cコード C0374

目次

はじめに―日本は昔から女性中心に回っている
1 男につくす女たち(おさん『心中天の網島』―対立しない女たち;おかる『仮名手本忠臣蔵』―愛されるばかりが人生じゃない ほか)
2 ドラマの決着をつける女たち(お吉『女殺油地獄』―お吉はなぜ殺されたか;お岩『東海道四谷怪談』―復讐は始まった ほか)
3 男を神にする女たち(お初『曾根崎心中』―まごころという絆;お三輪『妹背山婦女庭訓』―死んでもうれしいかたじけない ほか)
4 男を手玉にとる女たち(雲の絶間姫『鳴神不動北山桜』―利用された高僧;お六『杜若艶色紫』―土手のお六は蛇使い ほか)
おわりに―「女形」は日本人の女神信仰の具体的表現

著者等紹介

田口章子[タグチアキコ]
京都造形芸術大学教授。文学博士。研究領域は近世演劇を中心とした古典芸能。伝統芸能公演の企画・制作にも携わる。『江戸時代の歌舞伎役者』で芸術選奨文部大臣新人賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つんどく

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タイトルが大袈裟。作者の「今の日本人は恥を知らない」みたいな何を根拠に言っているのか分からない思い込みが端々に挟まれるのが鬱陶しい。が、歌舞伎をよく知らない私にも作品名と登場人物の関係、そのあらすじと参考の浮世絵が示されていて分かりやすく、スイスイ読めた。 ははぁこういうキャラが良しとされていたのか、こういう価値観があったのか。面白い。と勉強にはなったが、それを根拠にこれが日本だと知ろうというのは無理がある。2020/01/20

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