新典社新書
万葉集からみる「世界」

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  • サイズ B40判/ページ数 158p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784787961594
  • NDC分類 911.12
  • Cコード C0295

内容説明

人々の恋愛観・天皇の日常・大都市の様相…など、万葉集には遠い時代のきらきらしい「世界」が詰まっている。歌一首一首を愉しみ、その文化に憧憬し、さらには現代を写す鏡のような事象を見いだしながら、万葉集から広がる多様な世界の切り口と垣間見の仕方をご案内。

目次

第1部 万葉歌の愉しみ(色をどう表現するか;恋に死ぬ;仙人の持ち物 ほか)
第2部 古代への憧憬(平城遷都一三〇〇年;香具山の風景;古代のメトロポリス ほか)
第3部 現代を写す鏡(一三〇〇年前の人々の心;古代のコスモポリタン;万葉の磐余―“心の系譜”で読み解く ほか)

著者等紹介

井上さやか[イノウエサヤカ]
1971年6月1日宮崎県延岡市に生まれる。1994年3月同朋大学文学部国文学科卒業。1999年3月中京大学大学院博士課程満期退学。学位:博士(文学)2007年3月(中京大学)。現職:奈良県立万葉文化館主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

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「物皆は新しき良しただしくも人は旧りにし宜しかるべし」なんて、江戸か明治の歌に聞こえる。「天の海に雲の波立ち月の船 星の林に漕ぎ隠る見ゆ」奈良のむかしの、降るような星空が見えてくるようだ。万葉集の、豊かさよ。2017/02/21

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