内容説明
向田邦子は、作品の中でトランプマジックのように次々と魅力的な比喩表現を繰り出してくる。読者が思わず立ち止まり、そして唸らされる比喩の数々。短編集『思い出トランプ』からその卓越した比喩を抜き出し、向田作品を読む際の「読者の楽しみ」方を探る。没後三十年記念、向田邦子が仕掛けたマジックを再発見し、よりよく知るための一冊。
目次
比喩の実感―「かわうそ」
比喩の対照―「だらだら坂」
比喩の記憶―「はめ殺し窓」
比喩の重層―「三枚肉」
比喩の反復―「マンハッタン」
比喩の布石―「犬小屋」
比喩の嫌悪―「男眉」
比喩の反転―「大根の月」
比喩のエロス―「りんごの皮」
比喩の嗅覚―「酸っぱい家族」〔ほか〕
著者等紹介
半沢幹一[ハンザワカンイチ]
1954年2月9日岩手県久慈市に生まれる。1976年3月東北大学文学部国語学科卒業。1979年3月東北大学大学院文学研究科修士課程修了、文学博士。現職、共立女子大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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