内容説明
小児の咳嗽診療に必要とされるさまざまな事項を、それぞれのエキスパートによって客観的な立場から解説。とくに、咳嗽の原因で困ったときに正確な鑑別診断ができること、治療法の定まっていない疾患に対して、現時点での最適な治療が行えることを目標とした。
目次
第1章 咳嗽の概念、病態生理、評価法(概念・分類;病態生理;評価法の解説)
第2章 咳嗽の疫学(全体、ならびに急性咳嗽、遷延性咳嗽、慢性咳嗽の別による疫学;海外との比較;成人との比較)
第3章 咳嗽の診断(問診;咳嗽患者の身体所見;咳嗽患者の検査所見;鑑別診断(年齢による咳嗽の原因疾患の特徴)
確定診断の進め方)
第4章 咳嗽の治療(治療の進め方;薬物による治療;非薬物療法による治療)
第5章 おもな疾患(気道系の先天異常;感染症;アレルギー疾患;気道異物・胃食道逆流症・誤嚥;心因性咳嗽;その他;咳嗽が遷延・重症化しやすい基礎疾患)
著者等紹介
吉原重美[ヨシハラシゲミ]
獨協医科大学医学部小児科学
井上壽茂[イノウエトシシゲ]
住友病院小児科
望月博之[モチズキヒロユキ]
東海大学医学部専門診療学系小児科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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