出版社内容情報
《内容》 予防接種制度やワクチン製剤の成分の変更などの最新の情報や外国の予防接種の現状をこれから予防接種に携わる若い医師、保健師、看護師向けに平易な文章で解説。
《目次》
Contents
●予防接種の準備
予防接種とは?
現在日本で実施されている予防接種
a 勧奨接種
b 任意の予防接種
ワクチンの成分
a 抗原物質
b 保存剤
c 安定剤
d 抗生剤
e 不活化剤
f アジュバント
g 懸濁液
h その他
ワクチンの接種間隔
a 同じ種類のワクチン同士の接種間隔(追加接種)
b 異なる種類のワクチンの接種間隔
標準的なワクチンの接種年齢
a 勧奨接種の場合
b 任意接種の場合
スケジュールからはずれたときの接種法
a 追加接種が必要な予防接種の場合
b 追加接種のない予防接種の場合
緊急接種
a 麻疹ワクチン
b 水痘ワクチン
c その他
d 受動免疫
予防接種予約時に注意すること
a 最近受けた予防接種
b 最近罹患した感染症
c ガンマグロブリンの投与または輸血
ワクチンの保存
●予防接種の実施
予診
ワクチン接種不適当者
a 明らかな発熱をしている者
b 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
c 当該疾患に係る予防接種の接種液の成分によって,アナフィラキシーを呈したことが明らかな者
d 急性灰白髄炎(ポリオ),麻疹および風疹に係る予防接種の対象者にあっては,妊娠していることが明らかな者
e その他,予防接種を行うことが不適当な状態にある者
ワクチンの接種量
a DTワクチンの接種量
b その他のワクチンの接種量
ワクチンの接種法
a ワクチンの種類と接種法
b 皮下注射の方法
c 筋肉注射の方法
d 同時接種
e 接種時の痛みを軽減する方法
f 接種部位を接種後に揉むことについて
予防接種時に起きやすいエラーと対策
a 予防接種時のエラー
b エラーが起きる背景
c エラーを減らすための対策
アナフィラキシーと処置
a 早期に診断するために
b 治療
ワクチン接種後の注意
ワクチンの副反応
a 副反応とは?
b 副反応の種類と頻度
c 副反応の対処法
副反応の報告 76
a 勧奨接種の予防接種の場合
b 任意の予防接種の場合
c 健康被害の救済処置
●特殊な状況の予防接種
早産児の予防接種
アレルギーのある子どもの予防接種
a ワクチンの成分に対するアレルギーがある場合
b その他のアレルギーの場合
けいれん既往のある子どもの予防接種
a 予防接種とけいれん
b 予防接種のしかた
c 重症心身障害児
慢性疾患のある子どもの予防接種
a 心臓血管疾患
b 腎臓疾患
c 悪性腫瘍
d HIV感染者
e 先天性免疫不全
ガンマグロブリン投与後または輸血後の予防接種
妊婦・成人女性の予防接種
世界の予防接種
a 米国の予防接種
b 各国の予防接種
c 地域により必要となる予防接種
d 来日または帰国した場合の予防接種
e 日本から海外に行く場合の予防接種
付録 予防接種関連のホームページ一覧
索引
内容説明
改訂では予防接種制度の変更、ワクチン製剤の成分の変更などに関し、最新の情報が反映できるよう努めました。またこれとともに以前の版で書き足りなく感じていた外国の予防接種の章などは、多少加筆し充実を図りました。
目次
予防接種の準備(予防接種とは?;現在日本で実施されている予防接種;ワクチンの成分 ほか)
予防接種の実施(予診;ワクチン接種不適当者;ワクチンの接種量 ほか)
特殊な状況の予防接種(早産児の予防接種;アレルギーのある子どもの予防接種;けいれん既住のある子どもの予防接種 ほか)
著者等紹介
渡辺博[ワタナベヒロシ]
1981年東京大学医学部医学科卒業。1982年都立築地産院小児科医員。1983年埼玉県立小児医療センター未熟児新生児科医員。1984年焼津市立総合病院小児科医員。1987年米国セントルイス大学医学部生化学リサーチフェロー。1990年東京大学医学部小児科学教室助手。1993年社会保険中央総合病院小児科部長。2001年東京大学医学部小児科学教室講師、宮内庁東宮職東宮侍医
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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