出版社内容情報
《内容》 実際に診療に苦慮したケースを取り上げてそれぞれのケースにたいして患者本位の問題解決法を導く症例集患者中心の医療を実行するためにプライマリケア医必読の書。
《目次》
監訳者のことば
編集者について
謝辞
献辞
原書執筆者一覧
導入
Chapter1
第1の要素/患者の疾患と病い体験の両方を理解する
病い体験の4つの側面
ケースのプレビュー
ケース提示
1家族の病い体験
2宗教信仰と病い体験
3病い体験への反応
4主要なライフイベントと病い体験
5慢性の病いを患っている高齢者
6突発的な被害者
7患者としての医師
8痛み
9病いを甘受する:1
10病いを甘受する:2
Chapter2
第2の要素/全人的に理解する
個人としての発達
本人と家族のライフサイクル
背景,システム,文化
結語
ケースのプレビュー
ケース提示
11思春期患者のニーズ
12ホームレスの若者
13親族の問題
14最愛の人の喪失
15児童の性的虐待
16虐待と終末期医療
17高齢者の不安
18コミュニケーションと家族の役割
19絶望
20文化の違い
Chapter3
第3の要素/共通基盤を見出す
問題を定義する
目標を決める
患者と医師の役割を決める
共通基盤を見出すプロセス
ケースのプレビュー
ケース提示
21診断名
22抵抗する患者
23患者の恐怖
24患者の期待
25紹介
26協力
27成功した紹介
28怒っている患者
29家族の怒り:1
30家族の怒り:2
Chapter4
第4の要素/予防と健康増進を組み込む
健康増進と疾患予防の基礎
健康増進と疾患予防は患者中心のケアを必要とする
患者の世界を理解する
患者中心のアプローチを用いた患者教育
結語
ケースのプレビュー
ケース提示
31生活背景を考慮した病いの予防
32父親になること
33隠れた飲酒問題
34健康増進
35女性虐待
36視覚的な道具による患者教育
37閉経
38限界の設定
39無力感
40スクリーニング検査
Chapter5
第5の要素/患者・医師関係を強化する
患者・医師関係における力
治療関係の特性
思いやり(caring)
癒し
自己認識
転移と逆転移
ケースのプレビュー
ケース提示
41にがにがしい患者
42慢性疾患におけるケアの継続
43治療をしぶる患者
44秘密保持
45理解し合っているという思い込み
46悪い知らせを打ち明けること
47女性を虐待する患者
48自己認識
49緊急症例:1
50緊急症例:2
Chapter6
第6の要素/現実的になる
時間とタイミング
資源にアクセスすることとチームを立ち上げること
賢い管理
結語
ケースのプレビュー
ケース提示
51医師と看護師チーム
52医師間のコミュニケーション
53コミュニケーションと協調性のあるケア
54対診
55患者に情報を伝える
56医療状況の影響
57個人と職業人との境界
58関係のバランスをとること
59西洋医学と伝統医療の統合:1
60西洋医学と伝統医療の統合:2
文献
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- 和書
- 月の花挽歌
-
- 電子書籍
- NALU 2016年10月号 No.1…