出版社内容情報
《内容》 新生児医療の向上に伴い増加している低出生体重児をはじめとするハイリスク児のフォローアップは,今後さらに重要になると思われる.本書では健康な児も含めた健診の手順から家族への対応,社会資源の活用まで,小児医療にかかわる医師・コメディカルにとって必要なフォローアップの知識をわかりやすく解説.
《目次》
第1章 乳児期の診察と発達評価
A 乳児の診察の手順
B 1か月健診
C 4か月児の診察
D 7か月児の診察
E 10か月児の診察
F 12か月児の診察
第2章 幼児期の発達評価
A 幼児の診察の手順
B 1歳6か月児の診察
C 3歳児の診察
D 5歳児の診察(就学前健診)
第3章 運動発達障害児の診断と対応
A はじめに
B 運動発達障害の診断
C 育児体操(ハンドリング)について
第4章 精神発達遅滞児の診断と対応
A 精神発達遅滞児の診断にあたっての基礎知識
B 精神発達遅滞の症状
C 診断と鑑別診断
D 対 応
第5章 理学療法の実際
A ボイタ法
B ボバースアプローチ
第6章 発達検査法の実際と児への対応 ―発達障害児を中心に―
A 発達外来について
B 来院までの流れ
C 外来における具体的な手順
D 神経心理学的検査の実際
E 診断のヒントと対応
F 社会資源の利用
G 学童期になってからの外来希望受診
H 事例紹介
第7章 障害児のフォローアップ
A 周産期医療と障害児
B フォローアップ外来でよくみる疾患と観察の留意点
C 重症心身障害児と合併症
第8章 視覚障害・聴覚障害への対応 ―フォローアップに求められる知識と対応のしかた―
A 視覚障害と早期の対応
B 聴覚障害と早期の対応
第9章 他科的疾患の対応
A 眼科疾患
B 耳鼻科(難聴)
C 整形外科
D 泌尿器科
E 小児外科
F 皮膚科
第10章 疾患別のフォローアップ
A 超低出生体重児
B 慢性肺疾患
C 仮死児
D 脳室周囲白質軟化症
E 染色体異常
第11章 障害児と行政
A はじめに
B 療育のための通園施設
C 身体障害者手帳・療育手帳について
D 支援費制度について
E 在宅サービス
F その他の福祉施策
G 施設入所
目次
第1章 乳児期の診察と発達評価
第2章 幼児期の発達評価
第3章 運動発達障害児の診断と対応
第4章 精神発達遅滞児の診断と対応
第5章 理学療法の実際
第6章 発達検査法の実際と児への対応―発達障害児を中心に
第7章 障害児のフォローアップ
第8章 視覚障害・聴覚障害への対応―フォローアップに求められる知識と対応のしかた
第9章 他科的疾患の対応
第10章 疾患別のフォローアップ
第11章 障害児と行政
著者等紹介
長谷川功[ハセガワコウ]
京都府立医科大学大学院医学研究科小児発達医学
吉田菜穂子[ヨシダナオコ]
聖ヨゼフ整肢園小児神経科
小谷裕実[コタニヒロミ]
京都教育大学発達障害学科
村田美由紀[ムラタミユキ]
兵庫教育大学障害児教育
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