出版社内容情報
《内容》 小児糖尿病の治療と生活について、特徴や検査、日常の場面ごとに必要な知識や具体的な自己管理の方法、精神・心理的な対応、各合併症などを、わかりやすくまとめた一冊。
《目次》
第1章 小児糖尿病の特徴
…………………………………………………………………………杉原 茂孝
1 1型糖尿病と2型糖尿病
2 1型糖尿病の病態・成因
第2章 治 療
…………………………………………………………杉原 茂孝,宮本 茂樹
1 治療の目的
2 インスリン
3 インスリン拮抗ホルモン
4 インスリン製剤
5 注射器
6 インスリン注射
第3章 食事療法
………………………………………中村 伸枝,宮本 茂樹,長谷川 克己
1 食事療法の役割と小児の食事療法の目標
2 小児の食事指導の進め方
3 食事療法の原則
4 食品交換表を用いた食事療法
5 調理にあたっての留意事項
6 学校給食のとり方
7 低血糖の予防と対応
8 お腹がすくとき・食欲がないとき・行事食への対応
9 成長・発育への対応
第4章 糖尿病と運動
…………………………………………………………………………今田 進
1 運動の効果
2 運動の種類
3 運動をするにあたって
4 年齢と運動
第5章 血糖の自己測定
…………………………………………………………………………佐藤 浩一
1 なぜ血糖を測定するか
2 いつ血糖を測定するのがいいのか
3 実際にはいつ測定するか
4 実際の測定について
5 記録の重要性
第6章 インスリン量調節の仕方
…………………………………………………………杉原 茂孝,宮本 茂樹
1 目標血糖値
2 低血糖の把握
3 インスリン調節法
4 血糖を測定した時間と調節するインスリンの種類との関係
5 調節した結果の評価
6 インスリン以外に血糖を変動させるもの
7 変則的な生活への対応
8 速効型から超速効型,中間型から持効型インスリンへの変更法について
第7章 どのような検査があるか ─コントロールを知る検査
…………………………………………………………………………佐藤 浩一
1 どのような検査があるか
2 よいコントロールとは
3 コントロールの工夫
4 その他の検査
第8章 低血糖について
…………………………………………………………………………宮本 茂樹
1 症状
2 頻度
3 教育する事項
4 予防法
第9章 合併症とその予防
…………………………………………………………………………杉原 茂孝
1 糖尿病性網膜症
2 糖尿病性腎症
3 糖尿病性神経障害
4 大血管障害
5 足の病変
6 その他の合併症
第10章 日常生活での問題点と対処
…………………………………………………………中村 伸枝,出野 慶子
1 家庭
2 学校
3 偏見
4 学習塾・習い事・アルバイト
第11章 酒・タバコ・その他の嗜好品
…………………………………………………………宮本 茂樹,中村 伸枝
1 酒
2 タバコ
3 その他の嗜好品
4 飲酒や喫煙についてのとらえ方
第12章 旅行,自動車運転,sick day対策
…………………………………………………………………………宮本 茂樹
1 旅行
2 自動車運転
3 sick day
第13章 将来設計
…………………………………………………………………………今田 進
1 友人とのつきあい
2 職業の選択
3 結婚
第14章 精神・心理的対応
…………………………………………………………中村 伸枝,宮本 茂樹
A 子どもと家族への精神的援助
1 診断を受けてから適応までの過程と援助
2 子どもの成長に伴う問題点と精神的援助
B 医師としての対応
1 精神心理的対応の概要
2 心身医学的アプローチ
3 児童精神科受診を要した症例
4 治療を支える精神的サポート
第15章 糖尿病教育
…………………………………………………………………………佐々木 望
1 初期教育
2 教育の継続
第16章 成長発育・思春期
…………………………………………………………今田 進,中村 伸枝
A 成長発育
1 コントロールと身長の伸び
2 思春期のホルモンとコントロール
B 思春期
1 心理・社会的特徴
2 思春期の糖尿病患児と家族への指導
第17章 乳児期発症糖尿病の管理
…………………………………………………………………………宮本 茂樹
1 頻度
2 症状
3 区別すべき疾患
4 治療・管理
5 食事療法
6 sick dayの対応
7 成長発達・療育の問題
8 補足
第18章 年齢による自己管理の目標
…………………………………………………………………………中村 伸枝
1 自己管理の内容
2 年齢による自己管理の目標
第19章 糖尿病と歯科疾患,口腔衛生
…………………………………………………………………………甲原 玄秋
1 糖尿病と歯周病
2 糖尿病とう蝕(むし歯)
3 プラークコントロールの方法
第20章 糖尿病性昏睡
…………………………………………………………………………宮本 茂樹
1 頻度,原因,発症機序
2 DKAの病態
3 臨床症候
4 診断のための臨床検査
5 治療目標とその手順
6 合併症
内容説明
『小児糖尿病―治療と生活』の改訂版。新しいインスリン製剤の利用や、自己血糖測定器の改良を踏まえて、基本的なことを押さえ、器具の改良によりやさしくなった注射手技に関する点を簡略化。新しいインスリン製剤に関しては、ポイントのみを整理して記載している。
目次
小児糖尿病の特徴
治療
食事療法
糖尿病と運動
血糖の自己測定
インスリン量調節の仕方
どのような検査があるか―コントロールを知る検査
低血糖について
合併症とその予防
日常生活での問題点と対処
酒・タバコ・その他の嗜好品
旅行、自動車運転、sick day対策
将来設計
精神・心理的対応
糖尿病教育
成長発育・思春期
乳児期発症糖尿病の管理
年齢による自己管理の目標
糖尿病と歯科疾患、口腔衛生
糖尿病性昏睡
著者等紹介
佐々木望[ササキノゾム]
埼玉医科大学小児科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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