糖尿病の一次予防―疫学研究によるアプローチ

糖尿病の一次予防―疫学研究によるアプローチ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 72p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787812070
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 糖尿病の一次予防(発症阻止)について,著者は長年にわたる疫学研究成績と実際の検診事業例をもとに具体的に述べる.コメディカルスタッフのためにわかりやすく解説.    《目次》 目次 1. 糖尿病の一次予防はなぜ必要なのか 2. 一次予防の対象 3. 糖尿病の発症過程  1. 血糖値の推移  2. インスリン値とインスリン抵抗性の推移  3. 血圧値との関連  4. 糖尿病歴と糖尿病移行率 4. 糖尿病増加の背景因子 5. 肥満と糖尿病発症 6. どのような食事が糖尿病発症予防によいか  1. 食事の糖尿病発症や耐糖能悪化への影響  2. 糖尿病の予防と治療に役立つ食事 7. 一次予防のための指導の内容 8. 一次予防の指導効果  1. 糖尿病予防事業の概要  2. 指導内容  3. 受診者への報告  4. 介入の効果

内容説明

1998年、厚生省はわが国の糖尿病患者数を690万人と推定したが、2025年には850万人に増加すると予測している。また世界全体では2倍以上に増加して、3億人を数えるものと予測されている。このような実態にあって糖尿病の一次予防、すなわち、糖尿病の発症阻止がなぜ必要なのか、糖尿病予備群をどのように選び、如何に管理すべきかについて、疫学研究成績をもとに述べる。また、当健康管理センターで1998年8月から、厚生省と広島市の助成で開始した糖尿病発症予防のための介入について、その方法と成果についても言及する。

目次

1 糖尿病の一次予防はなぜ必要なのか
2 一次予防の対象
3 糖尿病の発症過程
4 糖尿病増加の背景因子
5 肥満と糖尿病発症
6 どのような食事が糖尿病発症予防によいか
7 一次予防のための指導の内容
8 一次予防の指導効果

著者等紹介

伊藤千賀子[イトウチカコ]
1964年広島大学医学部卒業。’65年広島大学医学部第二内科教室副手(糖尿病の研究を開始)、’80年同非常勤講師。’96年広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター所長、現在に至る。’65年から糖尿病の疫学研究を開始し、現在まで継続。糖尿病発症機序、合併症の危険因子や予後、糖尿病の予知と耐糖機能低下症例への対処法について論文発表や提言行い、糖尿病の予防に取り組んでいる。論文多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品