内容説明
鮮烈に闘った者の自省的総括。60年安保の全学連、68‐69年世界的反乱の中での諸党派、反戦青年委、全共闘とベ平連―鮮やかに登場し、強烈な印象を与えた新左翼運動の40年、そして、現在。その功罪は?教訓は。
目次
第1部 新左翼運動の軌跡と総括(「新左翼」の創成、そして今―一「老活動家」の回想と反省;ラディカリズムの終焉と再生;新左翼党派運動の歴史的意味―思想的総括への問題提起;全共闘・新左翼とウーマン・リブ―永田洋子、田中美津、その分岐点 ほか)
第2部 アンケート「新左翼運動についてわたしはこう考える」(本当のマルクスという考え方の限界;天皇制の裏返しレプリカ;新左翼運動の歴史的位置とその現在;「新左翼」は本当に新しかったか ほか)