目次
第1章 沖縄はヤマトではなかった
第2章 琉球王国とヤマト
第3章 大日本帝国と沖縄県
第4章 アメリカ軍政下の苦難
第5章 本土復帰後の沖縄県
第6章 基地問題と沖縄の自立
第7章 古代の日本列島と蝦夷
第8章 武家支配下のアイヌ
第9章 アイヌ文化の特徴
第10章 明治政府のアイヌ政策
第11章 近年のアイヌ問題
第12章 アジア諸民族とヤマト民族
第13章 民族問題をどう考える
感想・レビュー
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とまる
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民族紛争のニュースに「何で終わらないんだろう」。日本だって、弾丸が飛んでないだけ。素敵なアイヌの刺繍。琉球舞踊。「古いものが消えてくのは勿体ないね」。アイヌを虐げたのは松前藩と開拓民だけかな。沖縄を日本から勝手に突き放したりくっつけたのは政府と日本軍だけだった? 日本人は日本に民族問題があることに気づきつつ「日本単一民族幻想」に縋っている。今は「日本」に括られたそれぞれの土地も違う道を歩んでここまで来てた。同じだから一緒に歩いていけるんじゃなく、違うことを認めて初めて隣に居られるんじゃないんだろうか。2012/01/22