目次
第二段階における公式化の機能(序列の問題;責任と責任事項;コミュニケーション・ネットワークの公式化;指導者と上司 ほか)
公式組織における協働(公式性と実際の行為;期待構造と社会的接触の構造;公式的な役割と非公式的な役割の分離;状況の固有性 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷほは
2
上巻はホントにルーマンが書いたのか?という位に分かりやすい話であり、内/外のシステム要件を恒常性維持に置いている完全にパーソンズに乗っかった理論にも関わらず、その後の分析に登場する具体的な事例がどう考えても行政官としての本人の経験ありきで書かれているため、別の意味でルーマンらしさが出ているという、他の訳書にはない特徴がある。下巻だと議論は迂回を重ねるためいつものように追いにくくなり、また翻訳の問題や誤字・脱字も多いためツラくなってくるが、初期はこんなことも書いてたんだなぁという感慨には浸らせてくれるかな。2019/02/20
Max Brown
0
初期ルーマン。機能分析の凄まじい威力。要再読。2013/06/30