社会システムと時間論 - 社会学的啓蒙 ニクラス・ルーマン論文集3

社会システムと時間論 - 社会学的啓蒙 ニクラス・ルーマン論文集3

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787786111
  • NDC分類 361.04

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

7
時間とは観察者による構築物であり、過去、未来、現在を区別する時間は近代ゼマンティクの構築物であると著者はいう。システムが分化/分出する近代以後は、複雑性の縮減として複雑性を歴史化した線状的時間を構築したと概説する。一方で、システムの分化は各システム固有の時間も生み出し、観察者は複雑性の操作からはみ出るシステムの外部環境との同時性を非操作的で不可避な与件として負う。このような観察する時間(同時性)と作動する時間(同期性)の二重性をシステムの時間と捉える著者は、この非同時的なものの同時性の最中に観察者を置く。2024/08/15

Max Brown

0
第五論文「複雑性(Komplexität)」要再読。2013/07/09

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