神と村

神と村

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784787763013
  • NDC分類 387
  • Cコード C1039

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ftoku

3
沖縄の村落形態と信仰との関係をまとめた本。古典として読むように勧められていたのだが、だいぶ積読してた。もっと早く読んでおけばよかった。沖縄の村落の構成を読み解くのに必須の内容。2019/08/02

Junko Yamamoto

2
沖縄の古の信仰が綿密な調査の上に完璧にまとめられている。しかし私がそこに見たのは日本の古代の、いや、今にも生きる信仰。日本人の太陽信仰と祖霊信仰、ひいては前方後円墳の古代国家の成立と日の丸、鳥居という日本人の魂のカタチをも解き明かす内容。衝撃。亜熱帯の沖縄は灼熱の太陽ではなく、朝の太陽を信仰、ライジングサン、日の丸ではないか。表紙の写真は神の世界と人間の世界をつなぐ穴、鳥居でないか。 そしてオソイとクサテは、、前方後円墳ではないか?2019/02/01

メーテル/草津仁秋斗

1
レポート資料。沖縄の信仰と村のコスモロジーを説いた本。2015/03/25

天茶

0
★★★ 沖縄民俗学で必読っぽい感じのある本をやっと読了。この著者の見解がどこまで妥当かは判断つかないんですが、私でも初めて聞く用語や知見がいっぱいで目から鱗でした。賛否はともかく沖縄民俗学に興味がある人は一度は読むべきかな? 「村人は神に対して何一つ不平不満の心を持たない。神は全力をつくされたのである。にもかかわらず駄目だったのは、神力でもどうにもならなかったのである。そうであれば諦める以外にない(略)それゆえ、絶対的信頼をおいた神に対しては、何一つ不平を言ったり、恨むようなことはなっかた」(p14)2018/03/29

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