出版社内容情報
黒潮あらう伊豆南東海岸に、神津島黒曜石を大量に陸揚げした遺跡がある。太平洋上の神津島から60キロメートル、黒潮を渡った黒曜石は、この見高段間集落を拠点として南関東一円に流通した。黒曜石の産地分析から、縄文人が伊豆半島から神津島まで航海したことを明らかにし、さらに石器・石材の流通を解明する。
【目次】
内容説明
黒潮あらう伊豆南東海岸に、神津島黒曜石を大量に陸揚げした遺跡がある。太平洋上の神津島から六〇キロメートル、黒潮を渡った黒曜石は、この見高段間集落を拠点として南関東一円に流通した。黒曜石と縄文土器の産地分析の成果をもとに、海洋交易者の光芒を追う。
目次
第1章 水平線に黒曜石を求めて(荒波のなかの神津島;神集う島の黒曜石)
第2章 神津島黒曜石の陸揚げ地(見高段間遺跡の発見;学校に守られた遺跡;神津島黒曜石の陸揚げ地・見高段間遺跡)
第3章 舞い降りた黒曜石分析装置(蛍光X線の可能性に魅せられる;息の合った共同研究)
第4章 「海の黒曜石」のゆくえ(「黒曜石のふるさと」信州;「海の黒曜石」のゆくえ;信州「縄文鉱山」の再稼働;「海の黒曜石」を運んだ人びと)
第5章 遥かなる黒曜石の島(神津島への航海;「三万年前の航海 徹底再現プロジェクト」から)
著者等紹介
池谷信之[イケヤノブユキ]
1959年、静岡県伊豆の国市生まれ。明治大学大学院文学研究科修士課程修了、博士(史学)。現在、明治大学黒耀石研究センター特任教授。2003年に黒曜石の産地分析のため蛍光X線分析装置を購入し自宅で黒曜石産地分析を開始、2019年「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」のメンバーとして、台湾‐与那国島間の丸木舟による航海に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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