出版社内容情報
織田信長が建てた特異な城として、いくたの小説や映画・TVドラマで描かれてきた安土城。その真実の姿を考古学的調査から具体的に明らかにし、築城の歴史的意義をさぐる。さらに改訂版では、文献に残る天主内部の記載とあわせ、信長が安土城に託した構想にせまる。
内容説明
織田信長が建てた特異な城として、いくたの小説や映画・TVドラマで描かれてきた安土城。近年の考古学的発掘調査により、通説には多くの誤りがあることがわかった。安土城の真実の姿を考古学的調査から具体的に明らかにし、安土城築城の歴史的意義をさぐる。
目次
序 天下布武へ向けて
第1章 城の道を掘る
第2章 麓の屋敷群を掘る
第3章 安土山と山下町
第4章 信長の居城
第5章 安土城の到達点
第6章 天下布武の城
第7章 安土城築城の意義
終章 そして炎上
著者等紹介
木戸雅寿[キドマサユキ]
1958年生まれ。奈良大学文学部史学科考古学専攻卒業。1973年から広島県草戸千軒町遺跡調査研究所を経て、滋賀県教育委員会で埋蔵文化財行政、1989年から2001年まで滋賀県立安土城郭調査研究所で国特別史跡安土城跡の調査整備に携わり、2008年から文化財保護課参事として埋蔵文化財・記念物係長を兼務。2018年からは滋賀県文化スポーツ部文化財保護課参事員として「幻の安土城」復元プロジェクトと彦根城の世界遺産登録事業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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