出版社内容情報
はじまりは約1万年前の奄美・沖縄。
貝塚人は、島々をとり囲むサンゴ礁の豊かな「ウミサチ」を活発に利用し、およそ9000年にわたり狩猟採集社会を維持し、多くの骨貝製品を残した。南海産大型巻貝は弥生文化の貝製腕輪の素材として好まれ、膨大な数の貝が本土に運ばれた。
「くらし」と「交流」を軸に、縄文・弥生文化とは異なる、もう一つの先史文化の足跡をたどる。
【目次】
プロローグ――貝塚文化とはなにか
第1章 貝塚文化のアウトライン
1 琉球貝塚文化の視点
2 貝塚文化をとりまく環境
3 サンゴ礁が育んだ貝塚
4「貝塚人」のなりたち
5 貝塚文化のタイムライン
第2章 貝塚文化研究のあゆみと視点
1 貝塚文化研究の嚆矢
2 米軍統治下での学術研究
3 貝塚時代の編年と研究の進展
第3章 貝塚文化の成立と展開
1 貝塚文化前史――琉球の旧石器文化
2 貝塚時代の幕あけ
3 貝塚文化の隆盛
4 貝塚人のくらし
5 葬墓制と貝塚人のコスモロジー
6 奄美群島・先島諸島の文化的特色
第4章 海を越えた交流
1 琉球のアウトバウンド・コネクション
2 琉球の域内サプライ・チェーン
3 弥生貝交易の時代
4 古代ヤコウガイ交易
第5章 貝塚文化の終焉
1 拡張する中世世界
2 変容する文化、継承される文化
エピローグ――島世界の過去・現在・未来
北海道・本州~九州・琉球の時代区分
貝塚文化のおもな遺跡
主要参考文献
内容説明
はじまりは約1万年前の奄美・沖縄。島々をとり囲むサンゴ礁の豊かな「ウミサチ」を活発に利用し、およそ9000年にわたり狩猟採集社会を維持した。また、骨や貝の加工に長けた貝塚人は、多くの骨貝製品を残した。縄文・弥生文化とは異なる琉球独自の文化の足跡をたどる。
目次
第1章 貝塚文化のアウトライン(琉球貝塚文化の視点;貝塚文化をとりまく環境;サンゴ礁が育んだ貝塚;「貝塚人」のなりたち;貝塚文化のタイムライン)
第2章 貝塚文化研究のあゆみと視点(貝塚文化研究の嚆矢;米軍統治下での学術研究;貝塚時代の編年と研究の進展)
第3章 貝塚文化の成立と展開(貝塚文化前史―琉球の旧石器文化;貝塚時代の幕あけ;貝塚文化の隆盛;貝塚人のくらし;葬墓制と貝塚人のコスモロジー;奄美群島・先島諸島の文化的特色)
第4章 海を越えた交流(琉球のアウトバウンド・コネクション;琉球の域内サプライ・チェーン;弥生貝交易の時代;古代ヤコウガイ交易)
第5章 貝塚文化の終焉(拡張する中世世界;変容する文化、継承される文化)
著者等紹介
山崎真治[ヤマサキシンジ]
1977年高知県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(文学博士)。現在、沖縄県立博物館・美術館主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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