社会運動は何を行うのか―運動行為論の構築へ向けて

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社会運動は何を行うのか―運動行為論の構築へ向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787725028
  • NDC分類 309
  • Cコード C1036

出版社内容情報

現場での運動行為こそ社会運動の核だ。
通常、社会運動研究では、リーダーや参加者の主張、組織の戦略を分析することが多い。しかし、本書ではそれらの作業をほとんど行わない。それに代えて、抗議集会やデモ行進などの運動行為がどのようになされるのかを詳細かつ客観的に描く。

内容説明

近年、群衆的でアクション中心の運動が増加しつつある。そこでは組織化も集合的アイデンティティの共有もほとんどなされない。あらためて運動行為そのものを先入観なしに見つめる必要性が高まっているのである。本書では、デモ行進や抗議集会の配置と展開をマップに描き、また運動行為を構成する個人の増減等を描いたビッグデータのグラフを用いて、運動行為を正確に記述していく。

目次

序章 本書の目的―社会運動が行うことをとらえる
第1章 運動行為の展開―一九九九年シアトルWTO閣僚会議
第2章 運動行為の展開―二〇〇九年コペンハーゲンCOP15
第3章 運動行為の配置―二〇〇〇/二〇〇八年G8サミット
第4章 運動行為の配置―二〇〇一/二〇〇九年G8サミット
第5章 運動行為の変動―二〇一五年反安保法制抗議集会
第6章 運動行為の変動―二〇一五年メーデー中央大会
終章 成果と課題

著者等紹介

濱西栄司[ハマニシエイジ]
1977年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)。ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科教授。専門は社会学(とくに社会運動論、社会学理論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
大雑把に立ち読み。本書が例として扱う「社会行動」は1999WTOやサミットに対する抗議デモ、国内では2015年のメーデーや反安保法制抗議など。また論としてフォーカスするのは組織的な動員といった中心ある物事ではなく、当日の群衆の行動を見る(その事前や事後は扱わない)▲ここ20年ほど、抗議活動の遂行や実現を狙いとする傾向が強い、と。2025/05/06

Go Extreme

2
運動行為そのものに焦点 流動的で隠密的な活動 物理的・社会的環境との関係性 デモ行進の合流と方向 拡散と再集結のプロセス 性別・年代別構成の分析 制度化されたイベント 因果的メカニズムの説明 意義・意味解釈の研究 動員論と資源動員論 時空間的制約要因 敵手の存在する場所 情報拠点と作業スペース 多角的記述と比較検討 記述方法論の検討課題 運動行為の意義解釈 先入観なき運動観察 群衆的で隠密的調査困難 運動行為の正確な記述 組織戦略からのずれ 敵手への遂行的表現 社会センターの拠点機能 日常風景となった抗議2025/05/13

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