出版社内容情報
名越康文氏(精神科医)、増田俊也氏(作家)推薦!
術と道、格闘技の境界を越え「武」の本質を問う。歴史、競技、勝敗、技術論、道徳観、身体論、死生観、教育論、そしてこれからの社会と武道のありかたまでーー。稀代の武術家と格闘家が縦横無尽に本気で語り合った、「武」をめぐるかつてない対談!
解説:甲野善紀氏
内容説明
術と道、格闘技の境界を越え「武」の本質を問う。歴史、競技、勝敗、技術論、道徳観、身体論、死生観、教育論、そしてこれからの社会と武道のありかたまで―。稀代の武術家と格闘家が縦横無尽に本気で語り合った、「武」をめぐるかつてない対談!
目次
第一章 「武」を考える(「武」が提供できるものとは;武道、武術、格闘技の違い ほか)
第二章 学ぶこと、教えること(UWFの衝撃;優等生、シューティング部を作る ほか)
第三章 感覚の世界(暗黙の道場訓;影響をうけた本 ほか)
第四章 死生観を考える(一九九〇年代の総合格闘技界;エンセン井上の「楽しい柔術」 ほか)
第五章 これからの社会と武道(外部に生命の持続を委託しない;人生は時間無制限の勝負 ほか)
著者等紹介
光岡英稔[ミツオカヒデトシ]
1972年、岡山県生まれ。空手、柔道、古流柔術、合気柔術、剣術、中国武術、気功などを学ぶ。19才で武術指導のためハワイへ渡米し現地の武術家達と交流をする。2000年に日本へ帰国し武術指導を始める。2003年2月、中国武術の精髄といわれる意拳の創始者、王〓齋の高弟であった韓星橋先師と、その四男である韓競辰老師に出会い日本人として初の入室弟子となる。現在、日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。また2012年から『文化の実践としての武の探究』を深める為に国際武学研究会を発足し、伝統武具の用い方などの研究を進めている。日本韓氏意拳学会、国際武学研究会代表
中井祐樹[ナカイユウキ]
1970年、北海道生まれ。北海道大学法学部中退。札幌北高校でレスリング部に入り、その後、北海道大学で高専柔道の流れを組む、寝技中心の七帝柔道と出会う。七帝戦で北大を12年ぶりの優勝に導き、4年生の夏に大学を中退。上京してシューティング(現・修斗)に入門。入門から半年後の93年アマチュアシューティング大会で優勝。同年プロデビュー。1994年、修斗ウェルター級王者。1995年のバーリ・トゥード・ジャパン・オープンに最軽量の71Kgで出場。現在、日本ブラジリアン柔術連盟会長、パラエストラ東京代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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